Blackstarのコンパクトサイズのエフェクター
Blackstarの真空管を使わないエフェクター“LT Compact Pedals”のデモンストレーション動画がYouTubeで公開されています。
紹介されているのはBlackstarのLT BOOST、LT DRIVE、LT DIST、LT METAL、LT DUALの5機種。
Blackstarのエフェクターは真空管を内蔵していて非常に大きいのが特徴的でしたが、これは使い易い一般のコンパクトサイズ。
ボードに収めるのに悩まずに済みそうです。
以前、2013 NAMMショーで公開された時にこちらの記事“Blackstar LT Boost, LT Drive, LT Dist, LT Metal, LT Dual Demos | Guitar Mekk”で紹介しました。
その時のムービーとは違い、ちゃんと録音した音源を使っているのでエフェクターの特徴がつかみやすいムービーになっています。
HTシリーズと音は違う
ブースターのLT BOOSTはもちろんですが、オーバードライブのLT DRIVEを始め気持ちよい歪みに思います。
当たり前ですがHTシリーズとは全く異なる音色だと思います。
基本的にはBlackstarらしいと感じますが、HTシリーズ程のダイナミクスや真空管を飽和状態にしたようなサーチュレーション感(言葉にしにくい)は感じませんでした。
こちらがHTシリーズのデモンストレーションです。
ProGuitarShopのデモンストレーションは音をかなり加工しているので、そのままBlackstarのデモンストレーションと比較にはなりませんが、歪みの雰囲気をつかんでもらえれば、と思いました。
手軽さが売りかな?
Blackstar LT Compact Pedalsは手軽さが売りなのかもしれませんね。
Blackstarのエフェクターでフラッグシップに値するのは間違いなくHTシリーズ。
そのHTシリーズの音を期待してはいけないと思います。
LT Compact PedalsはLT Compact Pedalsの音と思って使うべきでしょう。
HTモデルは良いエフェクターなのですがあまりにも大きいのと電源が専用アダプターで、持ち運びの汎用性が低いのが難点ですから、その点LT Compact Pedalsは問題ありません。
このコンパクトさでBlackstarらしい音が手に入る、それがLT Compact Pedalsの良さじゃないかと思います。
Blackstarらしさ
あくまでも個人的な意見なのですが、実はBlackstarの歪みは「作り込まれた」感じが強くて苦手なんです。
ただBlackstarが好きというファンの方が多いのも確かです。
でなければアンプからエフェクターまで、これほど多彩なラインナップが売られている事はないでしょう。
都内のレンタルスタジオではBlackstarのアンプを置いてある所もちらほら見かけます。
それほどまでに人気があるのは、前述の通り「作り込まれた音」が癖になるんじゃないかな、と思っています。
そういう私もHT DISTは使っていました。
とても気持ち良いんです。
チューブアンプらしさも感じました。
肝心なのはそのBlackstarの癖が好きになれるか否か。
もし好きになれたら最高に良い相棒になるペダル達だと思います。
ブログを更新しました。 ブログを更新しました。 Blackstar LT Compact Pedalsのデモムービー http://t.co/gS0wNzAV6A #guitar_mekk