TesseracTの音作り
ここ最近、何回か記事に書いたTesseract。
“イギリスのプログレメタルバンド Tesseractのスタジオライブが良かった | Guitar Mekk”
“Tesseractのアルバム Altered State で独特の世界観に惹きつけられる | Guitar Mekk”
そのTesseractの独特の世界観を演出するギタリストAcle Kahneyの音作り、機材が気になっていたのですが、探してみたらとても良い記事を見つけました。
ギター
使っているギターはMayones Regius 7とIbanezのIbanez RGD 2127。
どちらも7弦。
そしてスケールがロングスケールより長いオリジナルスケール。
Mayones Regius 7 : 686mm/27.0″
Ibanez RGD 2127 : 672mm/26.5″
個人的にはこの選択肢は好きですね。
7弦ギターって弦のテンションが少し不安なので、ロングスケールより長いスケールの方が合っていると思うんです。
載せているピックアップは個性的。
Bareknuckle Aftermaths (Mayones Regius 7にセット)とLundgren M7 (Ibanez RGD 2127にセット)。
どちらも知る人ぞ知る、という感じのヨーロッパのピックアップメーカー。
有名ですが、日本ではあまり楽器屋に置いていないので、知らない人も多いのでは。
どちらも高出力で低音弦の分離も良いのが特徴と謳っているモデルです。
アンプ、エフェクターなど
長い間使ってきたと書いてあったのがPOD XT Pro。
これは意外でした。
てっきりMESA BOOGIEあたりのハイゲインアンプを使っているのかと思ったら、まさかのアンプシミュレーター。
それをPAにダイレクトに出しているようです。
MESA BOOGIEのDual/Triple rectifierも使っているような事は書いてありました。
現在はAxe-FX Ultraを使っているとのこと。
これは使っているプロギタリストが多いですね。
マルチなエフェクトとしても、アンプシミュレーターとしてもかなり評判がいいモデル。
その他にもBoss G-EQ7(GE-7) と NS-2なんて記載もありました。
副業の影響を感じる機材達
POD XT ProやAxe-FX Ultraをアンプのメインに持ってきている辺り、妙にD™でもやっているような雰囲気だな…と思ったら、副業で“4D Sounds”というミキシングやマスタリングを請け負う仕事もしているとの事。
なるほど、その辺の兼ね合いかな。
ギタリストというよりレコーディングスタジオの機材っぽいですよね。
知的な雰囲気
Tesseractのバンド設立の中心メンバーAcle Kahney。
独特の雰囲気を感じさせるギターサウンド、結構手が込んでいるのかと思ったのですが意外とシンプルでした。
シンプルといえど、1台で超多機能なAxe-FX Ultra。
特徴あるギターとAxe-FX Ultraが彼の音作りのメインの様です。
バカでかいスタックアンプでガンガン音を出さない辺り、今のギタリストを感じさせます。
とか今は書いているけど、そのうちヒットでも出したら高価なスタックアンプでも買うのかしら?なんて思ったりして。
Tesseractと同時に、Acle Kahney自身の進化も楽しみです。
参考
ネタ元はこちら。
ブログを更新しました。 ブログを更新しました。 TesseracTのギタリストAcle Kahneyの機材 http://t.co/FP70iq98cn #guitar_mekk