ハンディレコーダー替わりになりそう
ZOOMからiPhone、iPadなどのLightningコネクタに接続できるコンデンサマイクが発売になります。
ただステレオマイクというだけじゃなくて、色々と使い易そうな機能を備えているので、結構良さそうですよ。
機能の色々
Lightningコネクタ対応
iPhone5以降の機種に採用されているLightningコネクタに直接刺せます。
刺すだけで便利なんだけど強度的に大丈夫なのかな?と思わなくはないですね。
商品化されるのですからそれなりの強度はあると思いますが、大事に扱わないといけなさそうです。
ステレオコンデンサマイク
高音質な音がレコーディングできるコンデンサマイクを搭載しています。
ZOOMのレコーダーって実は動画撮影の方々から評価が高かったのですが、その実力を引き継いでいればイイ音録れるでしょうね。
タテヨコ向きを変えられる
音を録る時はマイクを前方に向けて。
動画を撮る時はiPhoneを横に倒して。
どちらの時でもマイク部分がタテヨコに回転するので水平にステレオを維持してレコーディングできます。
Mid-Sideステレオレコーディング
これはオフィシャルサイトを見ても仕組みがよく判らなかったのですが、ステレオの広がり感を記録できて、後編集でも変えられるようになるそうです。
Midがセンターのマイク。Sideが横のマイク。
ステレオの広がり感を90°〜120°に設定できるようになっています。
それらを専用アプリ“Handy Recorder”を使ってRAWデータで保存。
後編集でステレオの広がり感を30°〜150°に調整可能。
恐らくMidとSideの音のミックスを加減しているのだと思います。
センター寄りにフォーカスした音、周りの音も含めて録った音、と変更できるということですね。
またモノラル変換にも対応しているそうです。
左右の位相がズレた状態のモノラル変換とり品質は良さそうです。
ゲインコントロール
入力ゲインを手元で操作できるゲインコントロール装備。
オートゲインは3つのプリセット付き。
過大入力で音割れをしてしまうのを防ぐリミッターも装備。
ヘッドフォンモニターできる
これは大切!
レコーディング中の音声をモニタリングできるヘッドフォン端子が付いています。
録り終わってから音が小さ過ぎた!とかノイズが多かった!なんてトラブルが無いように、大切なレコーディングにはモニターが必須です。
レコーディング後のサウンドチェックにも使えるそうです。
専用アプリ“Handy Recorder”
iOSアプリ“Handy Recorder”を無料でダウンロードして使えます。
高音質なリニアPCMレコーディング、データ容量の少ないAACフォーマットでのレコーディングに対応。
レコーディング後に簡単な加工もアプリ上で出来るようです。
また最近流行っている音楽共有サービス“SoundCloud”にも対応。
iPhoneからアップロードができます。
電源は双方向で使える
電源は良くできています。
通常はiPhone、iPadから給電されます。
電池要らず。
それとは逆にAppleの電源アダプタとZOOM IQ5をUSBケーブルで繋ぐと逆にiPhone、iPotに充電ができます。
※iPad、iPad miniは非対応
これはよく考えられていますね。
長時間録音では間違いなくバッテリーが足りなくなるから、充電しながら使えるのはとても助かる。
さすがZOOM
こうやって機能をつらつらと並べましたが、このZOOM IQ5をiPhoneに繋げるだけでほぼ完璧なハンディレコーダーになりますね。
機能的には全く問題なさそうです。
あとは音質がどの程度なのか。
これは実機がないと判らない部分です。
10月上旬に発売予定だそうなので、レビューが出てくるのを楽しみにしています。
私のメインはスタジオ
私がレコーダーを使うのは主にスタジオなんですが、機材が多くてハンディレコーダーひとつを持っていくのも億劫だったりするんです。
これだったら小さくてイイですね。
それと機材のレビュー用のムービー録音も、iPhoneで直接録るよりこれを使ったら音質がかなり向上するのではないかと思います。
マイクの性能は上がりますし、自由にマイクの向きが変えられるのも助かります。
iPhoneのカメラは足下のペダル類を映しながら、マイクはギターアンプへ向ける、なんて録り方ができます。
発売が楽しみなマイクだな、と思いました。
ブログを更新しました。 ブログを更新しました。 iPhoneに繋がるステレオコンデンサーマイク ZOOM IQ5 http://t.co/p7Fdjy65r2 #guitar_mekk