ProGuitarShopモデル
t.c.electronicのtone printシリーズからPro Guitar Shopとのコラボモデルが限定発売されます。
ディレイのt.c.electronic Alter Egoとリバーブのt.c.electronic TRINITY。
今回はディレイのt.c.electronic Alter Egoを紹介しようと思います。
tone printのディレイで人気モデル“Flashback Delay”のPro Guitar Shopヴァージョン。
通常のFlashback Delayで使えるディレイモデルに加え、Pro Guitar Shopのカスタムチューニングモデル(ディレイ)が2パターン増えています。一つは“Echorec”。
モジュレーションがかかるディレイで、ヴィブラート的なかかり具合。
もう一つは“DMM”。
古いDeluxe Memory Man(DDM)の音を元にしたディレイとのこと。
デモ
デモ演奏はこちらが参考になります。
Echorecは4:14辺りから。
DMMは5:22辺りから演奏が始まります。
その他にもFlashback Delayに搭載されているモデルと同じディレイモデルもデモンストレーションを行っています。(その為に長めのムービーになっていますね)
両方ともデジタルというより古き良きエコーを意識した感じのディレイでしょうか。
暖かめの残響音がいい雰囲気だと思います。
EchorecとDMM
メーカーサイトにEchorecとDMMの説明がありましたので、ここに引用させてもらいます。
Echorec
Echorecは、ユニークなモジュレーションを特徴としたディレイです。一般的にディレイのモジュレーションというとコーラスに類似したエフェクトが想像されますが、Echorecではビブラートに近いモジュレーションがかかります。低めのセッティングではうっすらとした立体感が加わり、ボリュームを上げるとレズリー・ライクな若干の揺れが得られます。この揺れが300 ms近辺となっている点も見逃せません。ディレイタイムを上げていくと、高次倍音が揺らめくサウンドへと変貌していきます。DMM
往年の名機、Electro Harmonix Deluxe Memory Manへのトリビュートで、クラシックなディレイ・サウンドを奏でます。オリジナル版の特徴的な減衰のニュアンスを再現します。
アメリカで先行発売して大人気
アメリカでは1年以上前に先行発売されていた様子。
それが人気になって世界で限定販売になったとのこと。
数量限定リリースとありましたが、果たして何台販売されるのかは全く不明です。
これもまた限定に弱い皆さん(私も)を刺激する作戦。
ベースのFlashback Delayはいいですよ
ベースになっているFlashback Delayは私も使っていましたが、サイズと値段を考えるととても良いディレイです。
あの小さい筐体であれだけの音作り、タップテンポ対応とちょっとした高機能ディレイに負けず劣らずの機能が入っています。
肝心の音もt.c.electronicらいしクリーンできれいなディレイから、テープエコーのシミュレーションをしたディレイまで数多く入っている。
数が多ければ良いってもんじゃありませんが。
その多彩なディレイのお陰で、自分の好みのディレイ音は見つかると思います。
今回のt.c.electronic Alter EgoはFlashback Delay同様に値段もこなれています。
そしてこの音と限定プリセット付き。
これは良いなと思いました。
9月19日頃から発売開始の様なので、店頭で見つけたら試してみようっと。