ハムバッキングPUにコイルバランサーを付けてみた2

ギターのコントロール部
ギターのコントロール部 Photo by Mekkjp

コイルバランサーを使えるように

先日の「ハムバッキングPUにコイルバランサーを付けてみた」で書いたハムPUのコイルバランサーの追加。
前回はフロントPUのバランサーがツマミ1〜2で全開になってしまい実用的ではありませんでしたが、パーツや回路に手直しをして使えるものになりました。

可変ポット変更と抵抗の追加

変更点は2ヶ所。
まず可変ポットを1軸2連から2軸2連のものにしました。フロントPUと500KΩのポットの相性が良くなかったように感じたので、フロント、リアを別の抵抗値にしたかった。
そこでこのポットを使ってフロントを250KΩ、リアを500KΩに。
2軸なのでツマミもベースなどでよく使われている2軸用のものに変更。
上記の写真のようになりました。

使ったのはこのタイプ。

もう一つはバランサーのスムース化。
フロント、リアともにバランサーのポットに抵抗を付けました。
フロント部には247KΩ、リア部には470KΩの抵抗をつけて、スムース化。これでかなり扱いやすくなりました。
スムースボリュームはこちらのサイトの記事を参考にしています。
※ハイパスは付けていません。

ギター配線集
様々なギター配線を紹介している。


この2点の変更でバランサーはツマミの動きに対してリニアに効くようになり、前回よりかなり使えるようになったので、ひとまずバランサーの取り付けは成功。

ミニスイッチの変更

これはささいな変更なのですが、ミニスイッチが角張ったものだったのでスイッチ部分の角がアールの付いているタイプに取り換えました。
こちらが最初につけた角張ったミニスイッチ。

ミニスイッチ比較1
ミニスイッチ比較1 Photo by Mekkjp

こちらが付け替えた丸みを帯びたミニスイッチ。

ミニスイッチ比較2
ミニスイッチ比較2 Photo by Mekkjp

どうでもよさそうな変更ですが、今までの経験上これは結構大事。
角張ったミニスイッチだとピッキング中に右手をぶつけてしまったり、演奏中に急いで操作しようとして指を引っかけたりしてケガをすることがあるんです。
ライブ中なんてアドレナリンが出まくっているときは気がつかないけど、ライブが終わってみたら右手が血塗れだった、なんて事もあったので。

これで安全なギター(?)になったかな。

音の方は

ハムバッキングPUのタップした音はシングルPUの様にはならず出力が小さくて使いにくいという話もよく聞きます。
そこでバランサーなのですが、これが意外と使えるように感じています。

軽くバランサーを絞るとハムバッキングPUでもシングルPUでもない間の音がします。
軽くひずませてコードをかき鳴らすとジャギジャギした音を出せる、不思議なPUになりました。
古くとてもローパワーなPUっぽいです。
クリーントーンより歪ませた時に良い効果が出そうな感触。

それと2軸2連ポットにしたのも良かったかもしれません。
PUの組み合わせがHSH、SSH、HSSになります。このバリエーションの多さは面白いと思います。

万人向けではないけれど

コイルバランサーを付けてみて思いました。
これは万人向けではないと思います。
もし色々な音を出したくて、音色の微妙な変化を多彩に楽しみたい、そんな方でしたら試しみる価値はあると思います。


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