コントロールがよくわからない変態ファズ
全くわからない。
音を出してコントロールをいじった所で何がどう制御されているかわからない。
唯一わかるのはボリュームノブくらいか。
Dwarfcraft devices SHIVA FUZZ Photo by Mekkjp
難解なマニュアル
そのコントロールの説明はこんな感じ。(英文マニュアルから抜粋)
※私が使った感じから主観的な意訳をしています
Volume – Controls the overall loudness
全体の音量を調整
Texture – Subtly changes the overall texture of the fuzz
ファズの微妙な質感を調整
Starve Knob – Turning counter-clockwise adds resistance to the power supply, creating NOISES!
飢えるノブ(!?)パワーサプライに抵抗を加える。電圧が足りない状態を作るのか?
Octave Toggle – Flipping this up introduces upper octave overtones
スイッチを反転させると、オクターブ上の音を加える
Squeel Toggle – Changes fuzz texture and allows tonal oscillation in starve mode
ファズの質感を変えて飢えモードの発振を促す
ボリューム意外は書いてある内容で想像する動きをしない。
オクターブトグル(スイッチ)なんて、文字で読むとわかりやすいが、音がうきゃぐきゃしてる中、オン、オフで音は変わるもののオクターブ上が乗ったかどうかなんてわからない。
これは全てのコントロール、スイッチがニュアンスを変える程度に思っておいた方が良いかもしれない。
こいつは食える?
でも、こいつは食える。
くそっ辛く、でも美味いカレーみたいなもんで。
食べるのは辛いのに一度食べると止められない。また食べたくなる。
そんなファズだ。
直ぐに発信するし、発振させないと音に迫力が足りない。
その状態でソロを弾いたりした日には、悦ること間違いなし。
ギター一人で弾いていると判り難い。
友達のギタリストと遊んだ時に初めてこのファズの真価がわかった。
音が抜ける。
こんなにグチャグチャな音なのに。
ギター同士の音の中で埋もれない。
他のドライブペダルなんか目もくれず。こいつが一番抜けて気持ちよかった。
冷静に聞けば、理由はあると思う。
発振してハイがキーキーいっていたのかもしれない。
ファズってオーバードライブとかとは歪の質が全然違うからか?
でもそういう理屈じゃないんだろうな。
よくわからないが、弾いていて気持ちよかった。
ハイポジションで音を伸ばした時の気持ちよさ。
発振しているままでコードをかき鳴らす気持ち良さ。
楽器は理屈じゃないや。
それを実感した。
使い所は難しいが
ペダルボードからは出たり入ったり。
絶えず入っているようなペダルではない。
でも、手離せない。
これはこれでしか出せない音を持っている。
凄く強力なピンチヒッターみたいもんかな。
困ったら出て来てもらおう。
シバ神
余談だけど、シバ神をwikiで調べてみた。
シヴァ(शिव, Śiva)は、ヒンドゥー教の3最高神の一柱。創造神ブラフマー、維持神ヴィシュヌに対してシヴァ神は破壊を司る。シヴァ神を信仰する派をシヴァ教という。
Dwarfcraft
Dwarfcraftオフィシャルページ
オフィシャルサイトを見ると、Shiva Fazzが無い。
ディスコンか…。
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