tc electronic THE DREAMSCAPE

tc electronic THE DREAMSCAPE
tc electronic THE DREAMSCAPE Photo by Mekkjp

John Petrucciシグネチャーペダル

TC ElectronicのThe Dreamscapeというモジュレーションペダルがある。ギタリスト、ジョン・ペトルーシ(John Petrucci)のシグネチャーモデル。
小さいサイズで、モジュレーション系のコーラス、フランジャー、ビブラートを使えるという多彩さ。そしてそのどれもがtc electronicらしい良質の音。なかなか良いペダルだと思う。

TC Electronic | The Dreamscape
tc erectronicのTHE DREAMSCAPEオフィシャルページ

 

こってりと濃い効き目

音色の方はペトルーシ本人がプロモーションムービーで説明をしているので、それを観るのが早い。
印象としては非常にペトルーシらしい音だ。(と言ってもDream Theaterを聞かない人には全くわからなさそうだが。)

きらびやかではなく、太く中音域に厚みがあり、柔らかい感じ。コーラス、フランジャー、ビブラート共に傾向は同じ。
トーンを変えるヴォイス・セレクターというトグルスイッチがあり、そこでブライト/ノーマル/ダークの3種類のトーンを設定できるが、一番明るいブライトにしても、キラキラとした感じはあまりしない
※2013.1.21追記
TonePrintで他の設定を読み込むとクリアな感じのコーラスにもなりました。かなり色々な設定があり、幅広く音は作れそうです。

ある意味、使っているギターのトーンを活かしたエフェクターと言えそう。
※ハムPUの載ったギターでの音質なのでシングルPUのギターだと違うイメージもあるかもしれない。

その癖、エフェクトのかかりは強い。
濃い目のコーラスエフェクトかかってます!という主張を強くしつつ耳障りなキンキンした音はしない。ギターのトーンを活かしつつ強めのエフェクト。矛盾した感覚かもしれないが、深くかけても耳障りになったりキンキンしたりしない。とても使い易いモジュレーションペダルじゃないだろうか。
これがペトルーシらしい音。スムーズ且つ耳触りの良い音と感じて気に入っている。

重厚な雰囲気が似合いそうだ

少し暗めの重厚な曲調のアルペジオが似合う。
さわやかなポリスのような曲じゃないな。やはりDream Theaterか。綺麗系な音を望む方には好かれないかもしれない。

以前、weedのFreezerというsmall clone系のコーラスと同時に弾き比べる機会があった。
Freezerはかなりきらびやかなコーラスで、とてもクリアーでキレイな雰囲気が特徴。THE DREAMSCAPEのトーンをブライトにしてもFreezerのきらびやかさには到底及ばなかった。
プロモーションムービーでペトルーシが「キラキラした音〜」と紹介しているが、他のきらびやかなコーラスと比べたら控えめなキラキラと言っていいと思う。

歪みとの相性はいい

そんな音質が良いのか、歪みとの相性とても良い。
きらびやかなコーラスと歪みを合わせると、ハイのキンキンが更に強調されてギンギンした耳障りが増す音になることがあるが、THE DREAMSCAPEではそういうことが無い。

ペトルーシは6つあるモードのうち最初の3つはクリーン用、残り3つは歪み用というイメージで音作りをしたとコメントしていた。歪み用のフランジャーはヴァン・ヘイレンのイメージそのまま。このモードは楽しいフランジャーだと思う。

パッケージはもろにJohn Petrucci

tc electronic THE DREAMSCAPE
tc electronic THE DREAMSCAPE Photo by Mekkjp

ご覧の通り、パッケージはJohn Petrucciシグネチャーを前面に押し出したもの。筐体にもマークとサインが入っている。
これはペトルーシファン意外がちょっと買い難いだろうな。
ファンにとってはとても欲しくなる要素だけどね。

お得なペダル

tc erectronicの同シリーズで発売されているコーラス/Corona、フランジャー/Vortex、ビブラート/Shakerの音を盛り込んだ多機能ペダル。それぞれの設定・機能が一部簡略化されているとしても、それぞれの音色が気に入ればかなり使いでのあるペダルだ。
プリセットをフットスイッチで切り替えなどは出来ないが、コーラス、フランジャー、ビブラートを一度に使うことなんて滅多に無いだろう。それらの幾つもペダルを繋ぐのを考えたら一つで済むのは便利だ。

Tone Printで設定の幅が広がる

前述の6つのモード+Tone Printのスロットが一つあるので、計7つのモードを使える。
Tone Printの設定は数多くあるので、それらを入れ替えて使えば使い切れないほどの設定があると言える。
TonePrints – The Dreamscape | TC Electronic
THE DREAMSCAPE用のTonePrint一覧。素晴らしいギタリスト、ベーシストが揃い踏み。

 

多機能なのが良いとは思わないが、音にこだわって設定を変えられるというのはあっても悪くない機能だと思う。

多彩なセッティングをできるのに、つまみは4つだけ。
シンプルで使い易く、ギターのトーンも損なわず。しかし多彩。
面倒臭がりのギタリストにはうってつけかもしれない。

ペトルーシファン意外のギタリストにも試してもらいたいペダルだ。


発売当初は24,800円だったが、今は値崩れして19,000円前後とお買い得な様子。
発売当初に買った人は涙目だな。

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