Wampler Pedals Pinnacle|憧れのブラウンサウンド

80年代、アマチュアギタリストが憧れたサウンド

Wampler Pedals Pinnacle 2
Wampler Pedals Pinnacle 2 Photo by Mekkjp

Van Halenの来日も決まったことだし、Van Halenの音を出したい今日この頃です。(?)
メーカー自らEVH(Edward Van Halen)のギターテック(ギターのメンテなどを担当する方)にコメントを貰うほどVan Halenを意識したディストーションペダル “Wampler Pedals Pinnacle” のレビューです。

あのVan Halenのブラウンサウンドが出せる!と言うことで発売当時は話題になっていましたね。
これを使えばVan Halenになれる、と勝手にメーカーの売り文句を誤変換してしまいたくなる程、魅力的な噂でした。

簡単にいい音が出ちゃう

いい歪みペダルの定義は色々あるかと思いますが、繋いで直ぐにいい音が出ちゃうってのは結構重要な要素だと思います。

まずはメーカーのサンプル&紹介ムービーを。

Wampler Pedals – Pinnacle (Steve Townsend)


この方ウンチク…商品説明が長いのですが1:47位からVan Halenの曲を弾きまくり。

音の方はと言うと…似てる。
似てます。
Van Halenの音に。
このムービーの方ぐらいの力量があれば、かなり似た音に迫れますよ、このペダル。

私自身はこんなに弾けないのですが、それでも少しセッティングしただけで少々似た感じの音が出せました。
謙虚に書いていますが、実際には「お、おお、おおおお!」と鼻息が荒くなるくらいの興奮する音が出せましたw

音作りはかなり幅広くできる

コントロールは普通の歪み系ペダルより少し多めにあります。

Volume、Gain、Toneは他のペダルでもよくあるコントロール。
Pinnacleらしいのが、Vint./Mod.(vintage/modern)、Contour、Boost、です。

Vint./Mod.はvint.がオーソドックスなオーバードライブ・ディストーションサウンド。Mod.にするとハイが強調された音に。このモードだと昨今のHMにも使えそうなドンシャリ気味の音まで作れます。

Contourは中音域のパラメトリックEQという説明なのですが、実際には中音域を上げるか下げるだけで、普通にEQというほど高機能ではありません。
しかしながら、その効き目は強烈。これの弄り様でまるでこのペダルはまるで別の音に変わります。
音作りはToneとContourが肝ですね。

Boostはクリーンブースト。
Offでオーバードライブ、Onでディストーションと説明書には書いてありました。
でもPinnacleは結構歪むのでOffでもGainを上げたら充分にディストーションサウンドという領域まいけます。
GainフルアップでBoostをOnにすると、ぐちゃっと潰れちゃうほど歪みます。

コントロールが多いのでセッティングにハマると不味いことになりそうですが、概ね変な音にはならないのが素晴らしい。
多いと言っても前述の通りToneとContourで大きく音が変わるので、そこだけ気にしていれば問題はないと思います。
Toneを絞り過ぎたりContourを極端に上げ下げすると使い難い音にはなりますが、そうしたらちょっとコントロールを適正値に戻すだけ。
慣れてしまえば、色々な音が作れる事を楽しめると思います。

スイートスポットを探そう

大きな音で試してみないとわかりませんが、楽器店で試奏した時に、セッティング次第によっては音が細く感じるポイントがありました。
ただそれはアンプやギターなど周辺の機材にも因ると思います。
ちなみに自宅の環境ではさほど細いと感じるような音に出会えていません。

実際に使う環境で試してみたいもんです。

Pinnacleとdeluxeの違い

Pinnacleには2種類あります。
フットスイッチが1つでBoostがミニスイッチになっているのがPinnacle。
フットスイッチが2つで1つがBoostのON/OFFスイッチになっているのがPinnacle deluxe(以下deluxe)。

Webで情報を見てみた限り、Pinnacleとdeluxeの違いはBoostスイッチがフットスイッチになっているか否かだけ、という情報が多く見られます。
ただ実際に試してみたところこの2つは音色が若干違いました。
Pinnacle 2の方がGainの強さと低域の太さを強く感じます。ガッとコードをかき鳴らすとわかり難いのですが、単音でソロを弾くようなシチュエーションで先の差を感じましたね。

最初はdeluxeを買おうかと思っていたのですが、この音の差があったのでPinnacleを買いました。
使い勝手の良さはdeluxeかなと思ったんですけどね。実際に試してみたらBoostも音作りに積極的に使うもので、バッキング/ソロの切り替えには使わなそうな効き具合でしたからフットスイッチでなくとも構わないという判断です。

こちらのムービーではPinnacleとdeluxe(Limited Edition)で音を比較しています。

Wampler Pinnacle comparison Standard versus Limited Edition

このムービーでは私が感じた差がわからないんですよね。
それどころかdeluxeの方が音が太くないか!?とさえ聴こえる。
一体どういうことなのやら??

ネーミングが色々あるけど?

PinnacleをGoogleで検索すると判るのですが、色々なバージョンがあるように見受けます。
Pinnacle、Pinnacle2、deluxe、Limited Edition。
何が違うんだろ?と思ったのですが、現在リリースされているのは2種類。
PinnacleとPinnacle deluxeだけ。

ネーミングが色々別れているのは、開発段階での4種類あり、その名残だそうです。
詳しくはksoundさんのブログにありましたので、ご覧ください。

Wampler Pedals Pinnacle & Pinnacle Deluxe : Ksound Blog
Ksoundさんの商品紹介ブログ


往年のディストーションサウンド

ごちゃごちゃ色々と書きましたが、結論としてはいい音です。
往年のディストーションサウンドが手軽に出せる、と言ってもいいのではないでしょうか。
Van Halenが目立ち過ぎますが、その音以外も存分に作れるし使えます。
Gainを落とした音も結構使える音なので、オーバードライブ〜ディストーションとして幅広く使えますよ。

でも、本領発揮するのはやはりGainを上げ目のディストーションサウンドかな。
Van Halenというと80年代サウンドなんて思われそうだけど、今の時代でも充分に魅力的な音が出せるペダルだと思います。

Wampler Pedals | Hand Made Boutique Guitar Effect Pedals | Amp In A Box | Pinnacle
Wampler Pinnacle メーカーオフィシャルページ


Van Halen – Tattoo

2012.7.16追記
後日、スタジオで音作りをしてきました。
大きい音でセッティングをして、印象が幾分変わりました。
興味のある方は、ぜひこちらの記事「Wampler Pedals Pinnacleのセッティングをちょっとしてみた」もご覧ください。


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