音楽が売れない理由はもっと深いはず(OASについて)

Reflections (11/365)
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違法ダウンロード
Slipknot / StoneSour のコリィ・テイラーが音楽の違法ダウンロードについて非常にわかりやすい見解を語った様です。

oops / スリップノットのコリィ「違法ダウンロードは低レヴェルな作品のせい」
http://oops-music.com/info/view_news.html?nid=63109

さすが恐い風貌の Slipknot のフロントマンらしい?w なんとも乱暴な意見ですが、正直なところ否定できない気がした。
実際の賛同した方も多いのでは?

先日ここで「オープンド・アーティスト・システム(OAS)について、否定したけど、そこではかなり優柔不断な事を書いた。実はその後もOASについては気になっていて、再度OASについてWebサイト(元のページは削除されてしまったので、内容を前記事の下部に転載しておきました)を読み考えた事を書いてみます。

OASの違和感
何がひっかかるんだろう?

そこで前述のコリィの意見がひとつのヒントになった。
OASが唱える音楽が売れない理由。
そこが、どうもおかしく思えるんだと気がついた。

OASは音楽が売れない理由として「CD(音楽)が高いから」という考えに基づいている。
つまりその結果、売る物をCDからアーティストにと言っているが、これは私にはただの「名前を変えた値下げ」にしか見えなかった。
ここにとても違和感を感じたんだなあ、と思う。

もう少しわかり易く。

ここを飲食店と思ってください。
どうも客の入りが芳しくない。
よし、ビジネスモデルを変えて挑戦してみよう!

そんな感じに見えるんです。
新しいビジネスモデルに挑戦するのは讃えるべき事だし、これからの音楽を真摯に考えての事ですから素晴らしいと思う。
でも、その前に考える事があるんじゃない?
先の飲食店なら、ビジネスモデル云々の前に考える事が有るんじゃない?

味は?
そう、最も大切な所。

「味は?」
そこの話が全く無い。
どんなに素晴らしいビジネスモデルを提唱しても、味が悪かったら話にならないんではないか?
食べ物と違って音楽の良し悪しなんて、判別しにくいし個人の趣味によって大きく偏るのもわかります。
しかし、音楽の味を良くせずにビジネスモデル云々言っているのが、この不景気を自身の痛いところを触らずに何とかしようとしてる様に思えてしまい、とても心地悪かった。

やはりビジネスをやる上でリスナーにもアーティストにも良い顔しないといけないから、そういう表現になったんでしょうね。
ここに嫌らしさを感じてしまったんです。

良い音楽の定義なんて私には語れないけど、音楽を含む芸術に対する日本人の接し方が変化してきている。そこに更に不景気の煽りで一般大衆の中で芸術に対する優先順位が下がっている事もあるでしょう。
音楽が売れないのは、こういう文化レベルでの問題も抱えていると思います。

とにかく色々な複合的な要素があって売れない音楽。そこを支払い方法を変えただけで新しいビジネスモデルで音楽業界を変えると言うのは、安直としか言いようがない。
アーティストを応援という聞こえの良い言い方で、お金の流れを変えて誤魔化そうとしている様に思えました。

そこまで悪意がある訳じゃないでしょうが、これが勘違い、お門違いであるならそれ程の勘違いを引き出してしまうほど、情報や考え方の表現が足りないと思います。

言わない事が正しいとは思えない
先日のブログで優柔不断になった理由。
「リスクをしょってない奴らはなんとでも言えるよね(言うだけなら誰でもできる)」という意見。これを言われると何かする人に対して否定的な事が言えなくなります。
この考え方も再考していくうちに「おかしいな」と思いました。
これでは、やったもん勝ち、です。
「やれば正義。」
それではあまりにも乱暴すぎる。

何かをする時に様々な意見が出て切磋琢磨される。
それが時には強烈なストレスになるかもしれないけど、真剣にやればやるほどこの手のストレスは必要だと思ったんです。
賛成意見だけで決まる事にロクなもんは無いと思ってます。
エールを送る意味でも、そこはおかしいんでは?と言うべきかと。

好きな音楽の話だからこそ
OASを考えている皆さんを否定する気は全くありまえん。
本当に頑張って欲しい。
そういう意味を含めて、思いっきり否定的な事を書きました。
ぜひ、このような意見にも負けない様にOASを練り上げて欲しいなと思います。

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