Dream Theater 2004年のアルバム”Train of thought”。
ヘビー路線が好きな人には人気のアルバムだね。
頭のてっぺんからしっぽの先?までヘビーなギターサウンドが詰まってる。
ポートノイ(Dr)はいつも通り叩きまくってるし、ラブリエ(Vo)の歌もロックっぽい太さのある声とハイトーンが聞けてカッコイイ。
マイアング(Ba)はポートノイのドラムにタイトに合わせつつ要所にフィルインを入れ込む。
ルーデス(Key)の影が薄いかな~。所々でギターに負けないヘビーなサウンドを聞かせてくれるけど、今回の主役はギターに任せてるな。ただソロになるとここぞとばかりに弾きまくってる(笑)
何回も聞いたアルバムなんだけど、今日気が付いたカッコイイポイントがあった。
それは…
ジョン マイアングのベース。
6弦ベースで動き回るイメージが強いし実際にそうなんだけど、シンプルに弾くところは凄くタイトに弾いている。
何と言っても、ポートノイとの息がバッチリ合っている。
バスドラのちょっとしたタイミングにもしっかりと合っていて、その瞬間はバスドラとベースの音が一つになる。そんなタイトさが随所で聞ける。
ベースラインが動く所も、バスドラに合わせているところも違和感なく一つのベースの流れに聞こえる
つまりはドラムと同じグルーヴでシンプルなフレーズもメロディアスなフレーズも一貫して弾けてるって事でしょ?
すげー。
プロだから当たり前なんだけどさ。
ベースの良さっていうか、魅力っていうか。
速弾きとか難解なフレーズに目(耳)が向きがちだけど、やっぱり大切なのってこういうところだよね。
こういう所をしっかり押さえているから”飛び道具的フレーズ”も活きてくるってことだよな。
ギターを弾いていて思うけれど、バッキングとソロを同じグルーブで弾くのって、案外難しいと思う。
猛烈な速弾きからルーズなバッキングに移る時、すっごく辛い。
って、私がヘタレなだけか(笑)
それはさておき。
寡黙なベーシスト、マイアング。
カッコイイねぇ。