弦を張り替えるついでに、ボリュームポットを交換した。
以前、リペアショップのフジゲンさんにタイラーを預けて調整をしてもらった時(Happy New Year! と Tylerを入院させた話し)に、PUのスイッチを全てオフにしても音が少しだけ漏れてしまうのを調べてもらったら、ボリュームポットが怪しいと言われた。
もともと付いていたのはCTSのボリュームポット。
こいつが怪しいと。
17年もクルクル回り続けば壊れてもしょうがないか。
店員さん曰く、「音は変わるけど国産のポットのほうが性能は良いので、音漏れはCTSより減るかもしれませんね。」とのこと。
音が変わるのか。。。。ちょっと嫌だな。
でも、そんなに激変するわけでもないか、と思って国産のポットに変えてもらった。
交換後は不具合もなく、音も気になるほどの変化じゃなかったんで、まあ良し。
その後、PUをタイラー純正に交換して、次第に元の姿に戻ってきたこのタイラー。
せっかくここまでこだわってPUを純正にしたんだから、ボリュームポットも戻したいな…なんて欲が出てきた。
ちょっと楽器屋に寄り道したときにCTSのポットは見つけて買っていたんだけど、時間が取れなくて交換できていなかったんだよね。
それをやっと交換。
交換してわかったけれど、ボリュームの軸の回転のスムースさは国産のほうが上だね。
国産ポットの回すときの感覚が「スーゥッ」っと回るとすると、CTSのは「ズーッ」って感じ。
アメリカ製と日本製の違いだわ。
で、交換した音色は…
うん、変わった換わった。
国産ポットの時のクリアーさがなくなった分、ギターの音色の角が取れた感じがする。
そんなにたいした違いじゃないけど、ローファイさがいい感じだわ。
今回はあえてBカーブのものをつけてみた。
Aカーブを使う人も多いんだけどね。
試しに使ってみたよ。
Aカーブ、Bカーブについてはこちらに詳しく書いてあります。
「WSRより愛をこめて 『電気パーツのお話』第1章・ポットのお話-2」
ネットで検索すると、CTSのポットは「音楽的」だ何て表現をしている人もいるけど、なんとなくわかる気もした。
クリアな音に味付けをしたような気がするね。
きっと性能が悪いのはCTSなんじゃないかと思うよ。
それが味付けになったんだろうね。
作者も意図していたのかいなかったのか…(苦笑)