ギターは奥深い。
演奏の難しさもそうだけど、楽器自体の個性を感じる時があって、そんなときに”ギターの奥深さ”を強く感じる。
ギターといってもピンキリで数万円の安価なものから数十万?数百万の高級なものまで幅が広い。
これがまた面白いのだけど、高ければ良いというモノではなくて安くて良いギターもたくさんある。
そんな感じだから良いか悪いかは買って弾き込まないとわからない所があるんだよね。
買う前に楽器屋で試奏はするけど、店先で判断が付かないのが現実。
痛い目には何回かあってるし、値段からは思いもしなかった良いギターにも会ってきた。
ギターを始めたばかりの学生の頃はバイトをしまくって稼いでギターを買っていた。
それからン十年(笑)。
究極の一本に出会えれば良いんだけど、なかなかその一本には巡り会えず、何本ものギターを渡り歩いてしまった。
良いなと思うギターも何本かあったけど、何の因果か手放しちゃったり。
高くてもう今は買えないのもある(苦笑)
今メインで使っているアイバニーズのJEMは見た目に似合わず使いやすい。
スティーブ・ヴァイ モデルなんて聞くと、ヴァイが変態ギタリストで名高いから、かなり癖の有りそうなイメージ。
ところが大違い!
ネックの薄さは確かに薄いけど、レギュラーモデルのそれに比べればちゃんと厚みがある。
フレットは意外に細くて低い。ジャンボフレッドじゃないんだよ。
つまりは、かなり弾きやすい普通のセッティングなんだ。
ふーん。
そっか。
なるほど。
変態ギタリストとかよく言われるヴァイだけど、テクニックがあればこその個性。
つまりはギターを弾くという動作自体は、やっぱり弾き易い事が大切なんだね。
弾き易くないと、あんな変態弾きはできないか(笑)
そんでもって、以前にもちょっと書いたけどIbanezのRGシリーズとは違ってボディの木材がアルダー。
ヘビーな音向けかと思いきや、結構しっかりした音していて使えるんだよ。
ギターは見かけによらないもんです。
そりゃJames TylerやSuhr、Tom Andersonみたいなコンポーネント系に比べたら、偏りのあるギターだ度は思うけどさ。
弾いていて気持ちよいから、○なんだよね♪