ミュージシャンが語る音楽業界の話は現実的 横山健のインタビュー

実るほど頭をたれる稲穂かな~横山健
実るほど頭をたれる稲穂かな~横山健 Photo by hummingburger

とても現実的な話し

“Real Sound|リアルサウンド – 音楽・アーティスト情報とレビューの総合サイト”の横山健さんのインタビューを紹介します。

横山健といえば、Hi-STANDARDのギター、ボーカルで有名なギタリスト。
現在もソロや他のバンドで活躍中。
レーベル“PIZZA OF DEATH RECORDS”の運営もしていて、若手ミュージシャンの発掘や育成も行っているそうです。
“横山健 – Wikipedia”

このブログでも何回か取り上げてきた音楽業界の今とこれから。
幾つかのライターの皆さんや音楽関係に詳しい方が書いたブログや記事を紹介してきましたが、今回のこのインタビュー記事は一味違います。

リアルな体験から出てくる言葉は重みが違う

やはり最前線にいる方の言葉は違う。
インタビューの中でハッとするような考え方、リアル過ぎて笑えないような現状を赤裸々に話しています。

今は「そもそもレコード会社なんてのは隙間産業じゃないか」って思うようになった。
via: 横山健が語る、これからのレーベル運営術「そもそもレコード会社なんてのは隙間産業なんだ」(1/2) – Real Sound|リアルサウンド

ピザオブデスはハイ・スタンダードのDVDが売れたから、正直、景気悪い気はしてなくて。ただね、もしそれがなかったらって考えると……けっこう怖いよ。好調なのは、なぜかKen YokoyamaとBBQ chickensだけ(笑)。それも最盛期の1/5、1/10ぐらいの数字だから。
via: 横山健が語る、これからのレーベル運営術「そもそもレコード会社なんてのは隙間産業なんだ」(2/2) – Real Sound|リアルサウンド

音質を追求したいなら、それこそ何年もかけてレコーディングする方法もあるけども、実際キックバックがないわけ。それは人が来ないところにでっかい商業都市を作るのと一緒。俺だって自分のレコーディングもなるべく最短で済ます。音質なんかわかりゃしねぇだろって思うもん。
via: 横山健が語る、これからのレーベル運営術「そもそもレコード会社なんてのは隙間産業なんだ」(2/2) – Real Sound|リアルサウンド

ご覧の通り、一部引用させてもらいましたが、発言がどれも大胆です。

引用部分だけを読んでしまうと勘違いをされてしまうと思うので、是非記事の本文を読んでみてください。
横山氏は決してネガティブな意味でコメントしている訳ではないんです。
アーティストとして、音楽ビジネスを考える身として、現実を見つめた上での考え。
とても現実的な音楽ビジネスのこれからを考えているな、と感じました。

バブルと似ていたのかもしれない

事あるごとに「CDが売れない」「音楽は儲からない」と書かれる音楽業界の話ですが、今回のインタビューを読んで思った事があります。

音楽が売れていた事ってバブルだったのかもしれないな、と。

そのバブルが弾けた今、その頃のような売り上げを期待しても無理な話。
このインタビューを読んだ今、音楽業界の事を嘆く記事やコメントはどれもそのバブル期を懐かしんでいるように思えてしまいます。

横山氏はレコード会社についてこんなことも話していました。

お客さんがニーズとして「これはいらない」って判断するんだったら、もうそれは淘汰されてしかるべきなんじゃないかな。
via: 横山健が語る、これからのレーベル運営術「そもそもレコード会社なんてのは隙間産業なんだ」(1/2) – Real Sound|リアルサウンド

とてもリアルに今を感じていますね。

頑張って欲しい

横山氏のコメントが結構辛口なインタビューでしたが、ある意味ポジティブな記事だったと思います。
音楽ビジネスの話でこういう積極的かつポジティブな力を感じる記事は久しぶりに読んだ気がします。
こういうミュージシャンと音楽業界の事を肌身を持って感じている方が頑張って、新しい音楽の世界を切り開いて欲しいですね。

今とは違う音楽の世界が期待出来そうに思えました。

参考

ネタ元はSNSでいつもお世話になっている@taknomさんのツイートから。


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