これからはブーストできちゃうボリュームペダル ERNIE BALL #6182 MVP Most Valuable Pedal

ERNIE BALL #6182 MVP Most Valuable Pedal

絞るだけじゃない音量アップしちゃうボリュームペダル

ボリュームペダルというとボリュームを絞るものと相場は決まっていましたが、アーニーボール / ERNIE BALLが新しいタイプのボリュームペダルをリリースします。
ERNIE BALL #6182 MVP Most Valuable Pedalはアクティブタイプのボリュームペダルで、ミニマムボリューム(最小時の音量)の調節と踏み込んだ時の音量(最大時の音量)の2つをコントロールできるようになっています。

ミニマムボリューム (Minimum Volume Control) は0〜50%まで調節。
これは他のボリュームペダルでも見かける機能です。
#6182 MVP Most Valuable Pedalの面白いのは、GAIN (Maximum Gain Control) 。
その名の通り最大時の音量を調節可能。
最大+20dBまで調節できるようになっています。

これは従来のボリュームの調整というより、ブースターのゲインを足で操作するようなもんですね。
とてもアイデアの感じられるペダルだと思います。

バッファー内蔵で接続順を選ばない

ボリュームペダルはエフェクターとギターの間、どの場所に配置するかでハイインピーダンス仕様にするかローインピーダンス仕様にするか変わってきます。
各社のボリュームペダルも同じ形でハイインピーダンスモデル、ローインピーダンスモデルと2タイプ出しているものを多く見受けます。

このボリュームペダルのハイインピーダンス、ローインピーダンスについてはGoogleで検索すると色々と情報が出てきます。
知らない方は、一度調べてみるとエフェクターの接続など考える時に役に立ちますよ。
Google「ボリュームペダル ハイインピーダンス ローインピーダンス」検索結果

超簡単に書くと「ギターから直接繋ぐ時はハイインピーダンス」「エフェクターの後やギターがアクティブピックアップの時はローインピーダンス」を繋ぐ、という事です。
この掟を破ると音が細くなったり音量の変わり方が意図しない動きをしたりと色々厄介になります。

#6182 MVP Most Valuable Pedalのようにバッファー内蔵タイプは、この辺が臨機応変にできます。
インピーダンスの話は難しくなるので端折りますが、バッファー内蔵しているのでギターからの信号を受ける許容範囲が広いと思ってください。
つまり、どこに繋いでもイイという事。
これは便利。

チューナーアウトにも良い影響があるようです

私は知らなかったのですが、バッファー内蔵している場合、チューナーアウトにも良い影響があるようです。
こちらは“きになるおもちゃ”さんからの引用です。

このチューナーアウトは、いわゆるパラレル出力として常時信号が出ているわけなんですが、これがパッシブのヴォリュームペダル・・・特にハイインピーダンスモデルの場合、この「ただの分岐」となるパラレルアウトが音に影響してしまうこともけっこうあります。

こういうことを考えた上で、あらためて今回のニューモデル、「ERNIE BALL #6182 MVP Most Valuable Pedal」を見てみると・・・まず、このペダルは常時ブースターがONになっている形です。いわばこれ自体がバッファの役割を果たすものとなっているわけですね。そのため、スプリットアウトのチューナーアウトでも音への影響はほぼ無いと言えます
via: アーニーボールから新発想のヴォリュームペダル!「ERNIE BALL #6182 MVP Most Valuable Pedal」登場! – きになるおもちゃ -ギター・エフェクター・アンプ関連の情報サイト-

なるほど。
チューナーアウトが音に影響しないように対策してあるものもあるとは思いますが、古いボリュームペダルなんかはこういう影響が出るモデルもあるかもしれませんね。
#6182 MVP Most Valuable Pedalはその心配もないということですか。

そう簡単に使いこなせるとは思えない

ボリュームペダル兼クリーンブースターなんて、便利そうな感じがプンプン臭います。
でも、気をつけたいポイントもあります。

まずクリーンブーストと言ってもバッファーを通る以上、音質に多少なりとも影響があるでしょう。
それと、足でGAIN操作をするのは意外と難しい、という事。
スタジオでのんびり踏んでいる時はよいのですが、ライブ中に足でGAINを微調整するのは難しいですよ。
ボリュームペダルは全開、全閉は簡単です。
途中で止めるのは案外気を使う操作になります。
要練習でしょうね。

ただ使いこなせたらこれはとても便利。
ブースト量を自在に操れるんだから、何台もブースターを持っているようなもんです。
音質さえ好きな音で問題なければ、練習してでも使う価値はあるでしょうね。

サイズとお値段はお手ごろ

この#6182 MVP Most Valuable PedalはERNIE BALLの#6180 Volume Pedal Juniorと同じ小さいサイズのボリュームペダルです。
#6180 Volume Pedal Juniorは私も愛用していますが、エフェクターボードに収めるのにとても良いサイズ。
小さ過ぎると踏み難い。
といってレギュラーサイズのは結構大きくて、大きめのエフェクターボードじゃないと収まりが悪いんです。
#6180 Volume Pedal Juniorと同じというのは、とても良いサイズだと思います。

値段はイケベ楽器店で16,800円(2013.10.23現在)。
少々お高い気もしますが、こういうバッファー内蔵していたり、インピーダンス切り替えなどの機能があるハイスペックのボリュームペダルは30,000円前後するのがざらなので、実は安い方です。

ボリュームペダルを買おうと思っている方、インピーダンスの都合で接続順が自由にならなくて困っている、なんて方には新しくボリュームペダルの選択肢が増えたのではないでしょうか。

参考

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