ドルビーさんが亡くなられました

Dolby

必ず聴いたことがあるドルビーシステム

ドルビーノイズリダクション、ドルビーステレオ、ドルビーサラウンド、ドルビーデジタル。
音楽や映画が好きな方ならどこかで聴いたことがあるドルビー / DOLBY。
これらはドルビー・ラボラトリーズという企業の技術です。

そしてそのドルビー・ラボラトリーズの創業者レイ・ドルビー / Ray Dolby氏が2013年9月12日、サンフランシスコの自宅で亡くなられました。
享年80歳。

数々の音響のに関するシステムを開発し、素晴らしい音楽を私たちの耳に届けてくれたドルビーのシステム。
生みの親レイ・ドルビー氏の事は、正直全く知りませんでした。

生粋の音響人

WiKiGIZMODOの訃報記事を読んで初めて知ったのですが、10代の頃からレコーディング関係の仕事をしていた、生粋の音響技術者だったんですね。
スタンフォード大学工学部を卒業しケンブリッジで物理学博士号取得と、まさに技術の人。

面白いと思ったのは、インドで地方音楽を録音して回っている最中にテープのノイズをかき消す方法を思いついたと言うエピソード。
スタンフォードでもケンブリッジでもなく、インドで録音していたら思いついたって!?
天才の発想力はいつどこで発揮されるのか判らないもんなんだな。

ドルビーと名が付いていないけど有名な技術もある

ドルビーなんとか、と名が付いていないけれど、これも多くの人が使っている物にドルビー技術が活かされていました。

音楽のデータ圧縮形式AACです。

ピンと来ないかも知れませんが、MPEG-4 AACはiTunes、iPot、iPhone、プレイステーションポータブルに使用されているデータ形式です。
iPhoneで音楽を聞いている人の殆どはドルビーの技術に接していたんですね。

他にもサラウンドや3Dなどもドルビーが手がけています。
もう世の中の音響という音響はどこかにドルビーの技術が使われていると思っていいくらい。
昨日はAppleの新しいiPhoneで巷は大フィーバーでしたが、そのiPhoneの普及率なんて比べ物にならない広まり方だと思います。
あまりにも普及していてあるのが普通になっていますよね。

もしドルビーが無かったら

ドルビーの色々なシステムが無い世界なんて全く想像できませんが、映画を観に行っても音がステレオもサラウンドもなくiPhoneにイイ音でデータが入っていない。
それだけで相当寂しく思います。

当たり前に聴いているイイ音はドルビー氏が私たちに残してくれた大きな大きなプレゼントだったんですね。

最後に。
GIZUMODOに載っていたウォルター・マーチ氏のコメントを引用します。

西暦がBC(Before Christ)とAD(Anno Domini)なら、映画のサウンドには2つしかない、「BD(Before Dolby)とAD(After Dolby)だ」と語ったのは有名な音響技師ウォルター・マーチ。
via: ADに生まれて良かった…音の巨人レイ・ドルビーに黙祷 : ギズモード・ジャパン

レイ・ドルビーさん。
安らかにお休みください。

ネタ元はこちら

2コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です