抜けの良いフロント
BFRのフロントPUはDiMarzioの Liqui Fire DP227に交換。
フロントPUは選ぶのが難しいなぁといつも思っている。歪ませたいし、クリアトーンでも使いたいし、ガンガン行けば良いようなPUじゃ使えないと思ってるんです。
これは結構面白いPUだと思った。 リアのDP228同様、DP227も音の分離を良くする方向で味付けされている様子で、非常にクリアに聞こえます。音作りで気をつけないとフロントPUを使って弾く時に音抜けが悪い時があるんだけど、そんな事が無い抜けの良さが特徴だと思います。
そんな音色だから、歪ませても全然聞こえてきます。
ソロ系の演奏をしても、音はしっかりしているから聞こえてくるし、和音も変に濁らないから何をしているかわかない…なんて事がない。
DP228と合わせて、今回は音の切れの良さが際立つPUだな〜と思いました。
スッキリとしたクリアトーン
そんなPUだから、案外ウォームな…というよりカラっとスッキリ系の音。
フロントで甘〜い感じの音色が欲しいと、ちょっと物足りないかも。ハイが良く出ているのでとてもメリハリのある音色がします。フロントでPUを使っていて、アルペジオがどうもゴチャゴチャしちゃう…なんて事は無くなりました。
それだけに、下手に弾くと下手なのがバレます。バレバレですw
JAZZっぽくグッと高音域を抑えた“大人の音”を出したいなんて方にはお勧めしませんね。(そんな方が選ぶとは思えないけどw)
ペトルーシ(Dream Theater)が好むのが判るな。歪ませる時は結構深く歪ませて使い、クリアトーンでも複雑なコードが濁らないよう使える音で…というバランスをとったPUですね。
ロック系の音楽をやるギタリストにはお薦めしたいと思いました。